KEIKO KOMA

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ちりめんの生地を選びに行った時、あるちりめんを見ていると、ボランティアの人の顔がうかびました。
 
「このちりめん似合うだろうなぁ」と感じた瞬間、私は手にとって買ってしまいました。何ととてつもなくうれしくて、夜のカフェ哲のサロンの時に話していました。
皆、わぁーと歓声を上げました。希望者が集い衣裳作りがはじまりました。私は、一人一人の内面を見ていると、あるイメージがみえてきます。人によっては、その場で生地を合わせ、ハサミでスパッと切り、デザインを決めました。この瞬間瞬間が楽しかったこと…生命が躍動します。次から次へと素早く、生地を合わせデザインを決め、世界でひとつの衣裳が誕生しました。いだき講座を受講された方々で縫製チームを作り、何と世にない衣裳が完成しました。目白庭園にてお披露目式を行ないました。偶然イランからカメラマンの知人が来日しており、一人一人の写真を撮って下さいました。
多くの人は中国・北京での「高句麗伝説」コンサートの時に初デビューしました。国籍、年齢不詳の出で立ちに中国の人は、驚き、見入っていたそうです。
コンサート当日の先生と私の衣裳も、私がデザインしました。体に合わせて見えるがままに… 
現在、六本木の高麗恵子ギャラリーに展示しています。一人一人の内面の輝きをあらわす衣裳の美しさ、不思議さは、目をみはります。衣裳を着た人があらわれると、私は、ドキッとし魅せられてしまします。際立って輝いているのです。
 
この世の花のように…

 
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Dress
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Accessories
 
 
 
 

 
 
 
 

SLIDE-SHOW

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Keiko Koma Selection のひとつに ちりめんを使ったものがあります。
私は 前に3点セットを作らせて頂いていました。

ある時 突然 高麗さんに 「作ってみてくれませんか?」と言われました。
私は それまで 普段はボタンが取れた時にしか針を持った事がありませんでした。
なので 始めは 「できません・・・。」と言いました。
「でも きっと綺麗のものが出来ると想うよ!」と言われた時に、ときめきを感じ
やってみよう! と感じ作り始めました。

初めて 作ったのは 高麗さんの赤い可愛らしい生地でした。
出来上がって 高麗さんに見せると、こちらが恥ずかしくなってしまうほど 喜んで下さいました。
それから たくさんの方に注文して頂き、約130名の方の3点セットを作らせていただきました。

改めて ありがとうございます。

毎回 作らせて頂くたびに たくさん学ぶことが多く、そしていろんな事を思い出しました。
子供の頃 何かひとつは母の手作りの洋服やバックなどを身に付けていたこと。
夏休みの宿題でエプロンを作って、縫い方を ひとつひとつ 教えてくれた事・・・。
そして 父も入院していた時に ちりめんでお人形を作っていたことも教えてくれました。
こんなところにも 作る事になったきっかけがあったのかなっと・・・!

作り始めた頃 慣れない事を始めて 変に力が入ってしまい、右手が腱鞘炎になってしまい、
痛くて湿布を貼って 縫っていたことがありました。
このことを 知った方が、有名な針や素敵な針山を下さいました。
道具ひとつで こんなにもスムーズに早く出来るものかと驚きました。

このセットを作るにあたっては たくさんの方のサポートがありました。
完成させるために 毎回動いて下さった人たちがいました。

生地は 毎回 高麗さんが生地屋さんまで買いに行って下さっています。

最近 生地を見に行った時
やっぱり 高麗さんが選ぶものはスゴイな
とびきり良いものを選ばれるなぁ と感心してしまいました。
生地の厚みも 色の鮮やかさも深みも すべてが輝きのあるものだと 
生地をたくさん見て 改めて感じました。

裏地に使っている生地は 表地に使っている生地よりも高いそうです。
驚きです。 でも納得してしまうほど 何ともいえない素敵な色ばかりです。

ひとつひとつの ちりめんに詩が生まれました。
世界で ここでよりない ちりめんです。

全てが ワクワクして 何かを・・・感じます。

一人一人 高麗さんがお見立てして下さっているので、一人一人ぴったりです。
素敵に 持っていて下さる方を見ると ドキッとします。
ひとつひとつ 大切に作らせて頂きました。
今ある ちりめんのきんちゃくや小物も ひとつひとつ大切に作っています。

これから先も 大切に使って頂ければ・・・と感じています。

この機会を作って下さった 高麗さん みなさまに 感謝しています。

ありがとうございます。

                              斎藤笑美

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