KEIKO KOMA

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―このコンサートがどのような点で特別ですか。

私は24歳のときにガン末期になり医学的には1年もたないといわれました。偶然いだきしん先生に出会い、そのピアノの表現で、薬をのんだのではなく身体が回復することができました。
その後、先祖高句麗の史跡をたずねて中国、南北朝鮮へと行き自分の使命として世界の人々に貢献する人生を歩むことを決断しました。詩を書き、高句麗伝説というタイトルで世界中のコンサート開催するようになりました。いだきしん先生が様々な楽器を演奏し、各地で大変すばらしい反響を得ています。近年はレバノン、シリア、ブルガリア、マケドニア、中国、イラン、エチオピアなどなどでコンサートを開催しています。

(高麗さんは前回マスクワ市庁舎で会見があり高句麗のプリンセスとして、またNPO高麗の代表としてエチオピアはじめ各地での戦争や自然災害などで困っている人々に社会事業をおこなっていることを話されました。大変印象的なお話しで世界的活躍しているピアニストいだきしんさんとともに今度モスクワで高句麗伝説コンサートを開催すると発表しました。)

―いだきしんミュージックの秘密はなんですか。

先生は人間の本質をわかり真の健康と人間性の回復のために演奏されます。だれでも生命の内には奇跡といわれるような事を経験できるすばらしい能力が秘められています。それが表われるには、各人が個人ではなく世界平和に貢献する本音に気づき、魂の声を聞くことです。先生の音楽は毎回即興であり世界に伝播します。そして薬や医療行為ではなく、言語や文化、宗教の違いをのりこえて世界の人々が団結し、幸福で平和に生きることを行っています。


―モスクワで受けるメッセージはなんですか。

我々も大都市に住んでいますのでその困難さは共通のものがありますがモスクワでは人々がばらばらになった悲しみを感じます。内面が豊かになることで外的環境は変えられることを1時間30分のコンサートで経験できればと考えています。

―個人の人生と社会活動とは矛盾することはないですか。

講演会やコンサートなど何百回も行いますので個人の人生に使う時間はほとんどありません。

―どのような社会事業をされていますか。

爆撃で破壊されたレバノンのティールの復興事業や、イランでの地震災害、旱魃でたくさんの方がなくなったエチオピア南部ゴデでの給水事業などを行っています。特にゴデでは水が汚染されていることで人命があやぶまれることはなくなりました。

―どのような経緯でモスクワにいらしたのですか。

いだきしん先生は若い頃よりロシアの様々な音楽や文学など文化に興味があり是非訪問したいと願っていました。はじめて来たときから親しみを感じ、すばらしいコンサートが出来ると確信しています。

この機会に、このすばらしいコンサート開催へと導いたモスクワ市、ゲラシモフさんに感謝の意を表します。

このコンサートは7月26日にグリーンシアターで開催されます。(入場料無料)