宇宙に存在する物には全て意志があると、いだきしん先生からお聞きしました。私は、そう感じています。私は、1994年日本武道館でのS.T.5「宇宙樹」コンサートに向かっている時、モンゴルに行く機会を得ました。モンゴルにて生まれて初めて馬に乗りました。馬と一体となり走る時の体感は、空間を舞っている様で心地良く、爽快でした。私は世界を駆ける、という気持ちが生まれました。モンゴルでは、大統領にもお会いし、S.T.5コンサートに寄せてのメッセージを頂きました。日本へ帰り、いだきしん先生のお勧めにより、私はポルシェを買いました。思い起こせば、27年前、先生にお会いした当時から、先生は私のことを「ポルシェに乗って、男3人引き連れて歩く位がちょうど良い人」とおっしゃっていたのです。そして、「じゃじゃ馬」であるともおっしゃったのです。当時の私は、おとなしいと思い込んでいましたので、とんでもない事をおっしゃる方だと目をまん丸くしていたに違いありません。今振り返ると、何故車の免許を取る気になったかもはっきりと覚えていませんが、先生にお会いしに行く時は、原付のバイクに乗って、雨の日も嵐の日も雪の日も会い行ったのです。車だと渋滞があり、時間が読めないのでバイクが一番時間通り伺えたのでした。小学校の頃から出かけない日はなく活発に動いていたのに、何故おとなしいと思い込んでいたのかが今となっては不思議です。車には乗りますが、ポルシェをほしいと思ったことは一度もありません。けれど、「ポルシェに乗る様になったら、本当の自分で生きられるよ」と言って頂いたことはよく覚えていたのです。モンゴルに行き、馬に乗ったら、人生決まるとも言って頂いていたので、あとはポルシェに乗って本当の自分で生きようと決め、買ったのです。買うまでの経緯は、「本音で生きて下さい」にも書かせて戴きましたが、色々とありました。ポルシェは、私にとり良き馬であり、愛車です。人馬一体とはよく言ったものであります。ポルシェと私は一体です。ポルシェが傷つくと、私の身が傷ついた様に感じます。そして私にとり、ポルシェはいつも私の身代わりになってくれているのです。どれだけ助けられたかわかりません。いつも新しい動きがはじまる時、ポルシェが動かなくなります。不思議な現象により、故障するのです。私は、いつも警告と受け止め、注意深く環境を見直し、整理します。すると、この事に気づかねば大変な事になったという事態に気づくのです。レバノンでの「高句麗伝説」開催に向かっての動きの時には、一ヶ月に3回もパンクしました。太くて丈夫なタイヤであり、新品のタイヤが3回もパンクしたのです。けれど、身代わりとなってくれていると、私の生命の内では痛くわかっているのです。大きなコンサートに向かう時は、一ヶ月も二ヶ月も修理工場に入って帰ってこない時があります。あまりに色々なことがうごめき、自分で運転しない方が良い時と感じ、私は又入院させてごめんなさいと、心から謝ります。そして、いつも助けてくれてありがとうとお礼を言います。この度の5月12日「高句麗伝説」に向かっても整備も終え、快調だったにも関わらず、痛手を負っていることを日に日に感じていましたら、色々なところが故障してきました。私の体も痛手を負っていましたので、車も同じだったのです。5月13日「大地の声」そして、14日いだきしん先生の素晴らしいピアノコンサートを終え、一段落した今、再び車は入院します。とても耐えてくれ、心からありがとうございますとお礼を言いました。
5月12日、私は右肩から右腹に痛手を負い、放っておくと呼吸するだけでも苦しくなり、動けなくなることをわかっていますので、以前先生から教えて頂いた特効薬の湿布を笑美ちゃんに作ってもらい、湿布を貼り、包帯を巻いて会場に向かいました。
昼食は、納豆パスタを作りました。前日の応用コースにて、「生命の農業」の納豆をお勧めする時に、「みずみずしく体に気持ち良く、食べた後は何もなくなって、力だけが残っています。私も明日は納豆パスタを食べて「高句麗伝説」に行きます。」と言っていたのです。舞台に立つ時は、体調を万全にと考えます。食べ物は、食べた後たまらない物をと考えます。「生命の農業」でお勧めしている物は、良い物ばかりなので、助かります。私は、作り方がわからなくても、素材に聞いて作りますので、全て創作料理です。この日は、納豆に聞き作りました。やはり「生命の農業」にてご紹介しています北巨摩郡の山菜を刻んで、パスタに入れました。そして「満月の塩」を入れると、抜群においしいパスタに仕上がります。この日の味は、東明王の味でした。東明王の詩を詠む時の感覚で味付けしたのです。塩や胡椒の加減も教えられたようにし、わかるのです。食べた人は、「おいしい」とまず言ってくれます。私もおいしいと絶賛します。私は、今日のパスタはコグリョ式と言い、食べ、身支度をし出発しました。
会場近くの路上で、クラクションを鳴らし続けるトラックの尋常でない様子に神経を張りつめていると、案の定私のポルシェの前にきわどい
角度で入り込んでくるのです。そして、車を止め、車から降り、追いかけてきた車のドアを開け、運転手ともみ合いになったのです。よくあるキレているので、危険な空気です。人間の心に余裕がなくなり、キレやすくなっていますので、人間が人間とし生きられる社会ではないことを目の当たりに見る場面です。私も最近キレた人に、ポルシェを蹴られました。きっと、私を蹴りたかったのでしょうと私は感じ、ポルシェに「ごめんなさい。痛かったでしょ」と言ったのです。車を運転していても何かが気に入らないと突然キレる人が多いので、最近は神経を集中し、運転しています。
私は、東京での出来事ですからこの程度で済んでいますが、その時レバノンの危機を感じたのです。残念なことに、的中し、ベイルートは封鎖され、インターネット中継が危ぶまれる事態となりました。けれど、皆の気持ちがひとつとなり動いていた事もきっと通ずると望みを託し、やれる事は全てやり切ろうと動いていく中で状況が開かれ、無事12日、13日2日間インターネット中継が出来、心に平和が訪れたと喜んで頂いたのです。
そして又、新しいステージに向かいます。全てに感謝し、向かいます。ありがとうございました。