KEIKO KOMA

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更新日 2010-01-09 | 作成日 2008-03-30

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   私の家は、3回も火事を経験しています。この話は長くなりますので、今日は省きます。3回目の火事は隣の会社の工場部分に雷が落ち、火事になった時、私の家まで燃え移り、2/3焼しました。その会社は、ステレオを作っていました。身内の様にしていた事もあり、お詫びもあったのか、よく覚えていませんが、ステレオを頂いたのです。私は、グループサウンズ狂の小学校の時から、ずっと家にいる時は、ステレオでレコードばかりを聞いていました。日課は、音楽を聞きながら本を読んでいました。勉強する時も音楽は欠かせませんでした。1日の7~8時間もレコードを聞いていると、生演奏が聞きたくてたまらなくなります。本を読んでいても、この作家は、今生きておられるのかどうかをすぐに確かめます。生きておられるものなら、是非お会いしたいと感じるのです。何で急にこんなことを思い出したかといえば、私は今、青春時代と感じているのです。寝る間も惜しみ、音楽を聞き、本を読み、時間さえあれば、どこにでも行ってしまうのでした。お金がかかるので、よくアルバイトもしました。今も、青春時代のように心がときめき、寝ることより、食べることより、いだきやNPO高麗のことを伝える為に表現することが楽しくてならないのです。
生のコンサートへ行く時は心うきうきと出かけるのですが、帰りは期待はずれの感がぬぐえず、少ししおれて、足取りも重いのです。けれど、懲りずに又、出かけるのです。いつも何かを求めて、行くことは止められませんでした。武道館や国技館での大きなコンサートから小さなライブハウスまで行かないと落ち着かないのでした。今は、いだきしん先生のコンサートの時、終わった後のお客様の輝く笑顔は、「人間って美しい」と感激します。皆さん、温泉に入ったようだとよくおっしゃいますが、本当に湯上りの様な表情をされています。生命洗われるからですね。私は、こんなコンサートをずっと求めていたのです。
   求めれば得られるというのが私の生き方です。