いつも自分自身が大きく変わる時、身につける物までも変えたくなります。どうしても着たくないと感じる服があります。何かと考えると自分をごまかしていたり隠したい時に買った物であると気付きます。
そしてどんなに変わっても、いつも共に在りたい物もあります。それは自分をあらわし未来に向かって生きている時に買った物です。
私は服の整理をしている時、はじめて いだきしん先生にお会いした時の服を見つけました。他の服は捨てられてもこの服だけは捨てられません。今見てもとてもかわいく素敵な服でした。今着てもピッタリな気がします。私らしいと感じるのです。その服はピンクと赤と白黒の入ったサマーセーターでした。そして白いスカートをはいて行ったのをよく覚えています。大雨の日でスカートもストッキングもびしょ濡れになり、乾かしたことをよく覚えています。今だったら大雨の日に白いスカートははいて行かないでしょうが、当時は一番似合うと感じている服を着ていったのだと思い起こしました。私はこの心を大切にしたいと感じました。